Case study 事例

車載機器製造メーカー 様

  • 導入事例

自動車の省エネ対策は目覚しいものがありますが、車載機器の信頼性試験自体の省エネにも関心が高まっております。2009年12月に省エネ型振動試験装置「エコシェーカー」を導入されたお客様をご紹介します。

5台の試験機がフル活動

お客様は車載機器を製造されており、供試品の共振状態の確認や振動耐久性能評価に振動試験装置をご活用されています。既に5台の試験機を所有されており、月平均400時間の稼働とのことですので、平日昼夜連続運転をしても528時間/月になることからも、常にフル稼働されておられることが分かります。

消費電力が1/3に

今回新たに導入されたエコシェーカーは試験条件・供試品の重量などにより自動的に最適な省エネ運転を行い、その効果が一目でわかるように画面上に表示されます。そこにはこれまでの消費電力が従来機の約1/3まで削減されていることが分かりました。従来機1台の電力消費量でエコシェーカー3台を稼働できることになり、お客様にとって経済効果が大きいと好評です。また、CO2削減効果として試算すると約2ton/月*1の削減となり、年間に直すと4.6世帯の家庭から排出する量に相当することになります。

*1 2010年1月から5月の5カ月間の累積CO2削減量=9.775tonより

作業を軽減するギミック

省エネ以外にもお客様から好評の機能がありました。それは水平・垂直切り替え時にブロアダクトの取り外しが要らない自在ダクトです。従来切り替え時にはダクトを取り外し、付け替える作業が必要でした。
エコシェーカーはIMVが標準システムとしてご提案をしているシステムであり、お客様の製品開発における省エネ効果に寄与できることを誇りとし、より一層の普及に努めてまいります。